長距離幹線輸送における大型貨物車の低炭素化に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • DECARBONIZING LONG-HAUL HEAVY DUTY TRUCK TRANSPORTATION WITH ELECTRIFICATION

抄録

<p>日本のCO2排出量は,運輸部門が約 2 割を占め,そのうち貨物車が約 3 分の 1 を占めている.また,大型貨物車は乗用車に比べ,電動化などによる低炭素化が遅れており,実際の輸送特性を考慮に入れた検討が必要となっている.本研究では大型貨物車の低炭素化の可能性を検討することを目的とし,特に 1000km 前後の長距離幹線輸送を対象として,Well to Wheel 分析を適用して一次エネルギーに遡り低炭素化の可能性を分析した.さらに,大きな課題になると予想される電動化の費用の試算も行った.その結果,現在の電源構成では,電動化による大型貨物車の低炭素化は難しく,電源の低炭素化が不可欠であることが分かった.</p>

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