書誌事項
- タイトル別名
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- A simple risk assessment method for seismic slope failures contributing to the resilience of the road network
説明
<p> 2016年熊本地震において被災した阿蘇地域周辺の7路線 (総延長約70km) の実被害データをもとに, 危険度と影響度を組み合わせた被害想定手法の開発を試みた。道路沿いの地形・地質条件をもとに危険度別かつ震度別崩壊発生確率を設定するとともに, 崩壊土砂量と土砂撤去時間に基づく影響度を設定し, モンテカルロシミュレーションにより確率論的に崩壊発生場所や崩壊規模さらに路線や区間毎の土砂撤去時間 (啓開時間) を算出するモデルを構築した。検証の結果, 実際の被害状況が概ね再現され, 地震時の斜面崩壊によって引き起こされる道路ネットワーク機能の低下を定量的に評価できる可能性が示された。</p>
収録刊行物
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- 日本地すべり学会誌
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日本地すべり学会誌 59 (3), 77-91, 2022
公益社団法人 日本地すべり学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010853656905984
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- ISSN
- 18820034
- 13483986
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可