行動変容のためのヘルスコミュニケーション—COVID-19の教訓—
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- 奥原 剛
- 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻医療コミュニケーション学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Health communication for behavior change: lessons from COVID-19
説明
<p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が始まってからの2年間で筆者が抱いてきた問題意識を,理論的枠組みと関連研究を添えて本稿で提起する.筆者の問題意識の中核は,「知識偏重のコミュニケーションの限界」である.専門家の「知の呪縛」を解き,対象者のリアクタンス(抵抗)を誘発する「メッセージ疲労」を回避するために,コミュニケーション方略を拡張する必要がある.「教えるだけのコミュニケーション」から脱却し,「感じさせるコミュケーション」へ転換するために,健康行動の「感情的決定因子」や人の「根源的欲求」に訴える等の方略を提案する.COVID-19で得た教訓を,今後の行動変容のコミュニケーションの研究と実践に活かすために,本稿が役立てば幸いである.</p>
収録刊行物
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- 日本健康教育学会誌
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日本健康教育学会誌 30 (2), 163-171, 2022-05-31
日本健康教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010876017406080
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- ISSN
- 18845053
- 13402560
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可