ハイブリッド(ハイフレックス)型授業を通じた多文化間共修の実践
書誌事項
- タイトル別名
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- Creating a Multicultural Collaborative Learning Experience Through Hybrid (HyFlex) Classes: The Case of a Freshman Course at Ritsumeikan Asia Pacific University
- ―立命館アジア太平洋大学初年次科目を事例として―
抄録
<p>本稿は,立命館アジア太平洋大学(APU)で開講する初年次向け多文化間共修科目について,対面とオンラインを併用した同時双方向型ハイブリッド型授業(ハイフレックス型)の授業実践例を報告し,その教育実践の成果と課題を明らかにする。当該科目は,文化的・言語的背景が異なる学生が混ざってプロジェクトを実施するPBL (Project Based Learning)型授業であり,学部生のティーチングアシスタントを活用したユニークな授業である。全受講生対象の授業評価アンケートの分析結果から,2019年度の対面型と比べて,2020年度のハイブリッド型授業はすべての項目の評価が上がった。とりわけ「学生の学び」「アクティブラーニング」「教員の姿勢・関わり,授業設計」が該当する。これらの結果を踏まえて,ハイブリッド型による多文化間共修授業を活かすために重要な「教育的仕掛け」を考察する。</p>
収録刊行物
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- リメディアル教育研究
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リメディアル教育研究 16 (0), 103-114, 2022
日本リメディアル教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390011705225283200
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- ISSN
- 24238252
- 18810470
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可