ウェルビーイングとメンタルヘルス:仕事の要求度-資源モデルからみた良い循環のつくりかた

DOI
  • 小林 由佳
    法政大学 現代福祉学部 臨床心理学科/大学院人間社会研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Well-Being and Mental Health: How to Guide a “Gain Cycle” in Job Demands-Resources Theory

抄録

<p>本稿ではウェルビーイングをメンタルヘルスの観点から解説する。メンタルヘルスに影響するワークエンゲージメントと仕事の資源との関係を説明するモデルとして近年注目されている「仕事の要求度-資源モデル」について解説し,ワークエンゲージメントを高める循環をつくりだすジョブクラフティングを例示やチェックリストとともに紹介する。また,コロナ禍における就業環境の変化によるメンタルヘルスへの影響や,ストレスチェック制度の最近の動向,職場単位での仕事の資源の高め方について,事例を交えて考察する。最後に,ストレス反応を増大させる循環に陥るのを防ぐためのセルフケアについても触れる。</p>

収録刊行物

  • 情報の科学と技術

    情報の科学と技術 72 (9), 345-351, 2022-09-01

    一般社団法人 情報科学技術協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390011793672492032
  • DOI
    10.18919/jkg.72.9_345
  • ISSN
    21898278
    09133801
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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