敗血症を合併した糖尿病患者の重症乳酸アシドーシスの一例
書誌事項
- タイトル別名
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- A caseof fatal lactic acidosis in a diabetic patient with sepsis
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説明
<p>抗HIV薬と糖尿病薬服用中の患者が下腿潰瘍で入院中,意識レベルと血圧低下にてICUへ入室。高度乳酸アシドーシス(Lactic Acidosis:LA)を認めたため,敗血症性ショックとして治療開始するも循環動態改善せず,高流量の腎代替療法(Continuous Renal Replacement Therapy:CRRT)を行った。薬剤やVitaminB1(VB1)欠乏によるB型LAも疑い薬剤を休止しVB1を投与した結果,LA改善と循環動態の安定を認めた。抗HIV薬・糖尿病薬服用・VB1欠乏に感染が契機となり重症LAを呈したが,集学的治療により救命できた一例を経験した。</p>
収録刊行物
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- 蘇生
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蘇生 41 (2), 86-89, 2022-10-07
日本蘇生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012313364497408
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- ISSN
- 1884748X
- 02884348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可