気流を知覚する風速と冷覚閾値の関係

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between the wind velocity that perceives airflow and the cold threshold
  • Exposure to the forearm at temperature 25℃ and humidity 50%
  • 25℃・50%環境下における前腕部への曝露の場合

説明

涼を得る手段として、気流を用いることは、室温を低下させることより有用であると考えられる。気流は皮膚における冷覚や触覚によって知覚されると考えられる。そのため、25℃・50%の恒温恒湿室において、前腕部に冷刺激または気流を曝露して、気流を知覚する風速と冷覚閾値の関係を明らかにする被験者実験を行った。その結果、冷覚の閾値が鈍化な被験者ほど、気流を知覚する風速は大きくなった。気流を知覚する風速と冷覚閾値の関係について、被験者の身体特性や体質の違いによる差異は見られなかったが、日常生活下での涼を得る手段の違いによる差異が見られた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012855172093184
  • DOI
    10.24538/jhesp.45.0_155
  • ISSN
    24348007
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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