書誌事項
- タイトル別名
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- The conception of reality as the validity of inference in Peirce's pragmatism
- パース ノ プラグマティズム ニオケル ジツザイ ノ イソウ : スイロン ノ ダトウセイ ノ コンキョ トシテ
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抄録
本論の目的は、パースが実在について提起している見方を精査して、推論に妥当性を与える実在の本質を闡明するところにある。すなわち、一定の種類の諸前提が真であれば、それらに接合している結論は、真である、という事実は、実在している。実在の実際的な効果は、信念の確立である。言い換えれば、その事実は、わたくしたちに信念を形作らせ、一定の方向にわたくしたちを導いており、そのようにして、推論の妥当性を保証している。
収録刊行物
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- 文化學年報
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文化學年報 (71), 25-41, 2022-03-15
同志社大学文化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013087508619776
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- NII書誌ID
- AN00217804
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- NDL書誌ID
- 032167299
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- ISSN
- 02881322
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可