住谷悦治の生育環境と社会福祉活動に関する素描的研究

書誌事項

タイトル別名
  • A sketching research on Etsuji Sumiya's growing environment and his social work
  • スミヤ エツジ ノ セイイク カンキョウ ト シャカイ フクシ カツドウ 二カンスル ソビョウテキ ケンキュウ
  • スミヤエツチ ノ セイイク カンキョウ ト シャカイ フクシ カツドウ ニ カンスル ソビョウテキ ケンキュウ

この論文をさがす

説明

本稿は住谷悦治の福祉観形成の基層となった生育環境と、彼の社会福祉活動を通して表明された福祉観を素描することを目的とした。その結果、以下の点を明らかにした。①住谷は、家族の愛育、大らかなエロス体験、スピリチュアリティ志向、等に恵まれた人であった。②これが基層にあったからこそ、住谷は戦後、社会福祉事業に関わることにより、厳しい運命へ前向きに生きる人たちの示す人間の真の尊厳、ボランティア活動の意義を学び得た。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ