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- 山下 香奈子
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
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- 佐藤 智彦
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
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- 石橋 美由紀
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
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- 石井 謙一郎
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
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- 堀口 新悟
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
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- 郡司 匡弘
- 東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科
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- 石井 敬人
- 東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科
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- 横山 洋紀
- 東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科
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- 齋藤 健
- 東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科
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- 矢野 真吾
- 東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科
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- 田﨑 哲典
- 東京慈恵会医科大学附属病院輸血・細胞治療部
書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION OF AN ALGORITHM FOR STEM CELL MOBILIZATION WITH COMBINED ON-DEMAND PLERIXAFOR USE IN AUTOLOGOUS PERIPHERAL BLOOD STEM CELL COLLECTION
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説明
<p>背景自家末梢血幹細胞採取でのplerixafor(PLX)の適正使用のために,動員不良リスク症例で採取前日末梢血CD34陽性細胞(PBCD34+)数が20/μl未満の場合にPLXを投与するアルゴリズム(PLX-A)を導入した.</p><p>方法PLX-A導入前25例,後31例での採取成功(1回目での採取CD34+数≧2×106/kg)率の差,導入後でのPBCD34+数測定・PLX投与と採取成功率の関連を後方視的に検証した.</p><p>結果導入前より導入後の採取成功率が有意に高かった(48% vs 77%,p=0.03).PBCD34+数を測定した14例中,PLX投与なし9例,あり5例の採取成功率は100%,80%であったが,PBCD34+数測定もPLX投与もなかった15例では60%であった.3例(9.7%)にPLX-Aが適用されなかったが,3例とも採取成功であった.</p><p>考察PLX-Aは採取成功率の改善に有用であったが,導入後の採取不成功7例中6例でPBCD34+数測定がなく,動員不良リスクの過小評価の可能性が考えられた.今回の結果から,PLX-Aを改定する必要性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本輸血細胞治療学会誌
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日本輸血細胞治療学会誌 68 (6), 557-564, 2022-12-20
一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013198421697024
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- ISSN
- 18830625
- 18813011
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可