組織における制度と文化

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Organizational systems and culture
  • A social psychology perspective
  • 社会心理学の視点から

抄録

組織が新たなルールや制度を導入したとき、従業員がその新制度に即応し、活用することは必ずしも容易ではない。従業員の心理や行動は、明示的な制度よりも目に見えない職場の文化に規定されがちであり、文化には、環境が変わっても容易には変化しがたいという特質が備わっているためである。特に留意すべきは、旧態依然とした文化が「多元的無知」によって維持されている場合である。本稿では、多元的無知に関する社会心理学の研究例を紹介しながら、組織における制度と文化の関係について考察する。

収録刊行物

  • 産業保健法学会誌

    産業保健法学会誌 1 (1), 25-29, 2022-07-10

    一般社団法人 日本産業保健法学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013718459485952
  • DOI
    10.57523/jaohl.1.1_25
  • ISSN
    27582574
    27582566
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ