ストーリーとしての現実世界 : A. マッキンタイア『美徳なき時代』にみる物語としての自己と生

書誌事項

タイトル別名
  • Real worlds as story : Self and Life as Narrative based on A.MacIntyre’s After Virtue
  • ストーリー ト シテ ノ ゲンジツ セカイ A マッキンタイア ビトク ナキ ジダイ ニ ミル モノガタリ ト シテ ノ ジコ ト セイ
  • ストーリー ト シテ ノ ゲンジツ セカイ : A.マッキンタイア 『 ビトク ナキ ジダイ 』 ニ ミル モノガタリ ト シテ ノ ジコ ト ナマ

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説明

学術論文

本稿は、人間存在の観点から、ナラティヴの性質について検討することを目的としている。ナラティヴに関しては、研究者によって様々な立場や解釈がなされ、アプローチも多様であるが、本稿では、ナラティヴ研究の核となるようなナラティヴの本質に関わる議論を提示したい。まず始めに、個人化社会におけるナラティヴの役割について、Z. バウマンを参照しながら論じる。次に、今日、学術領域や日常生活において重要な位置を占めているナラティヴについて、その本質は何かを、『美徳なき時代』(A. マッキンタイア, 1981/2021)を手掛かりに検討していく。その検討を踏まえ、最後に、今後のナラティヴ研究に活かせる視点を抽出していく。

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