本学における障がい学生支援に関する現状と課題 : 教員へのweb アンケート調査より

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  • Current Situation and Issues Regarding Support for Students with Disabilities at OSAKA University : From a web questionnaire survey for teachers
  • ホンガク ニ オケル ショウガイ ガクセイ シエン ニ カンスル ゲンジョウ ト カダイ キョウイン ヘノ web アンケート チョウサ ヨリ
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抄録

調査報告

日本では2016年に障害者差別解消法が施行され,本学では同年に現在の障がい学生支援体制が構築され,合理的配慮を申請する学生の数は増加の一途にある.また,本学では2021年にD&I宣言が打ち出され,障がいの有無に関係なく個々の可能性を生かす環境整備を目標に掲げられた.つまり,合理的配慮の提供に限らず,教員が学生個々に合わせた教育指導及び支援を行うことが求められることとなる.本報告では教員に対してアンケートを実施することで,教員の学生支援の現状を把握し,今後の課題について考察した.合理的配慮対象外の障がいのある,もしくは障がいの疑いがある学生への個別の支援については多くの職員が必要と感じ,教育的な支援をおこなっていた.今後のD&Iな環境構築を実現させるためには教員へのサポートの充実が求められる.

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