学校と地域の連携によるあいさつ運動の取組効果と展望

書誌事項

タイトル別名
  • Effectiveness and prospects of the greeting campaign through cooperation between schools and communities
  • ガッコウ ト チイキ ノ レンケイ ニ ヨル アイサツ ウンドウ ノ トリクミ コウカ ト テンボウ

この論文をさがす

説明

本研究は、学校が地域と一体で進めるあいさつ運動の取組効果への教員の機体の高さを明らかにするとともに、その期待の高さと関連要因との関連について検証することを目的としている。東京都および川崎市内の公立小・中学校教員184名を対象に、あいさつ運動の取組効果に対する期待と、地域への親しみやすさ及び教員本人や児童・生徒のあいさつ頻度との関連について調査を実施した。階層的重回帰分析の結果、東京都内の教員には学校および地域に得る児童・生徒のあいさつ頻度の交互作用効果が、川崎市内の教員には学校及び地域における児童・生徒のあいさつ頻度の主効果が示された。またどちらの地域でも域への親しみやすさの主効果が示された。これらの結果から、あいさつ運動の取組効果に対する教員の期待を高めるためには、教員が地域への親しみを高め、さらには学校内外での児童・生徒のあいさつを促すことが重要であると示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ