メタバース空間における臨場感・没入感をともなう語学学習

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書誌事項

タイトル別名
  • Language Learning with a Sense of Presence and Immersion in a Metaverse Space
  • Practical Application of Mozilla Hubs in University Basic Chinese Classes
  • ―Mozilla Hubsを活用した大学の初級中国語授業における実践―

抄録

<p> VRは非言語情報に関する伝達力が高く,現実には実現が難しい状況を自在に作り出すことができる。その特性を中国語の授業に活かし,タスクを通して学習記憶を体験記憶につなげる「体感型」,「対話型」,「指示型」という3タイプの語学学習法を考案して実施した。また,ARCSモデルを参考に,「注意」,「関連性」,「自信」,「満足感」という4つの観点から,学習者の学習意欲に関するアンケート調査を行った。その結果,VRを活用した授業が一貫して学習者の高い関心を引き,学習が楽しいと感じさせることができることが分かった。その上,学習者は学習が進むにつれ,VRが語学学習に有用であり,自分のレベルに合って分かりやすいという肯定的感情や,課外の時間も利用してもっと中国語を勉強したいという意識を向上させており,全体としてVRを活用した学習は高い学習意欲を更に高める効果があることが分かった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014901285273088
  • DOI
    10.14949/konpyutariyoukyouiku.53.31
  • ISSN
    21886962
    21862168
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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