ICTを利活用したプログラミング教育カリキュラムの開発とその実践

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Programming Education Curriculum Utilizing ICT and Its Practice
  • —Study of Educational Methods Leading to Independent Learning—
  • ―主体的な学びを導く教育方法の検討―

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説明

<p>令和2年度から小学校で必修となったプログラミング教育の実施にあたり,プログラミング教育のねらいを実現するためのカリキュラムマネージメントの準備やICT環境・教材の整備が不十分な公立小学校において,プログラミング教育を実践しながら学校に適したプログラミング教育カリキュラムを開発する委嘱研究を行った.今回開発したカリキュラムの特異性として,Viscuitを活用したプログラミング教材を1年生から4年生まで整備した点が挙げられる.このプログラミング言語は,直接絵や絵文字を描き込むもので,自分が行いたい作業を直感的に入力できる.そのため,ストレスなく自分のイメージを表現できる.これは無意識のうちにプログラミング的思考の基盤となるような能力を身につけられることが期待でき,その後Scratchなどで,高度なプログラムを効率的に作成することが容易になるという利点がある.また,アンプラグド教材も含め,各教科や総合的な学習の時間などに利用できる多様なプログラミング教材を作成することができた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390015045367113216
  • DOI
    10.14935/jsser.37.6_69
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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