援助要請に焦点を当てたカウンセリングの現状と課題 ―集団対象の援助要請への介入方法および効果測定方法の展望―

書誌事項

タイトル別名
  • A Review of Help-Seeking Focused Counseling : Group Interventions and Measurements
  • エンジョ ヨウセイ ニ ショウテン オ アテタ カウンセリング ノ ゲンジョウ ト カダイ : シュウダン タイショウ ノ エンジョ ヨウセイ エ ノ カイニュウ ホウホウ オヨビ コウカ ソクテイ ホウホウ ノ テンボウ

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説明

<p>本研究の目的は集団を対象とした援助要請に焦点を当てたカウンセリングの介入方法および効果測定方法を展望し,今後の課題を示すことである。2000~2020年に出版された国内外の援助要請への介入研究に関する文献217本から適格基準を満たした文献36件(40研究)を対象に,研究デザイン,介入対象集団の特徴,介入方法,介入効果測定方法を展望した。介入方法について,介入の焦点を援助要請の過少性,過剰性,非機能性に分類した結果,過少性への介入が最も多いことが明らかになった。また,介入効果測定について,援助要請態度,認知(期待感・抵抗感),意図・意志,行動の量,行動の質の5つに分類して展望した結果,信頼性,妥当性のみでなく反応性も支持された尺度を作成することが必要であると結論付けられた</p>

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