近世前期「御鹿狩之場所」の所在に関する一考察

DOI HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Locating the shogunal deer hunting ground in the early Edo period
  • キンセイ ゼンキ 「 ゴ カ シュユキバショ 」 ノ ショザイ ニ カンスル イチ コウサツ

この論文をさがす

説明

徳川三代将軍家光による狩猟が頻繁に行われていた武蔵野台地は,鹿狩や猪狩を行う場を意味する「御鹿狩之場所」と呼ばれ,江戸近郊の将軍家鷹場とは異なる狩猟空間を構成していたと考えられる。しかし,その実態については不明な点が多く,その成立時期さえも明らかとなっていない。本稿においては,周辺の各種史料を手掛かりとして参照し,寛永期以前の状況をも踏まえつつ「御鹿狩之場所」を推論するものである。

収録刊行物

  • 地域と環境

    地域と環境 17 119-125, 2023-03-24

    京都大学大学院人間・環境学研究科「地域と環境」研究会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ