基盤化形成において共同注視が果たす役割
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- 山口 征孝
- 神戸市外国語大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ―指標性からの考察―
抄録
<p>本発表の目的は,英語母語話者(NES)と日本人英語学習者(JEL)のレゴブロックを使ったタスク遂行対話4組を分析の対象にすることで,共通注視がタスク遂行に果たす決定的役割を例証することである.分析の焦点は敷居がある場合(IV)とない場合(V)における談話構造の違いである.分析により,タスク遂行上必要な言語機能の理解には指標性の観点からの説明が有益である点を示す.例えば,NESによる談話標識(“OK”)や評価的メタ発話(“Excellent”)はVでは頻繁に表れた.一方,IVの条件では,“OK”はJELによるNESの指示の理解を示す指標表現として使われている.指標性分析から共同注視が基盤化に与える決定的な役割を談話構造の違いから具体的に例示する.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会研究報告集
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日本教育工学会研究報告集 2023 (2), 285-288, 2023-07-21
一般社団法人 日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015366742068736
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- ISSN
- 24363286
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可