川崎モデルを事例とした川崎市の支援活動への一考察
-
- 新井 稲二
- 産業能率大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Examination of Using the Kawasaki City Model as the Basis of Aid Activities
抄録
<p>中小企業の抱える課題への従来型支援の限界から,行政と多様な支援機関が連携した新たな取り組みが始まっている。本稿では,中小企業における大企業の休眠知財の活用を取り上げ,行政と多様な支援機関が連携した支援の実態を明らかにするため,川崎市の実施する川崎モデルを事例に,同モデルに関わった2名に非構造化インタビューを実施し考察を行った。その結果,川崎モデルの成功要素は,①市内の中小企業者との関係性の構築,②知的財産権を保有する大企業からの協力,③専門家の知的財産権を中心とした支援能力,④行政,民間支援機関,専門家の連携による伴走型支援にあり,関係者間の連携関係がその中核にあることが明らかになった。</p>
収録刊行物
-
- 日本経営診断学会論集
-
日本経営診断学会論集 23 (0), 14-20, 2023-11-27
日本経営診断学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390016803394978688
-
- ISSN
- 18824544
- 18834930
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可