川崎モデルを事例とした川崎市の支援活動への一考察

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タイトル別名
  • Examination of Using the Kawasaki City Model as the Basis of Aid Activities

抄録

<p>中小企業の抱える課題への従来型支援の限界から,行政と多様な支援機関が連携した新たな取り組みが始まっている。本稿では,中小企業における大企業の休眠知財の活用を取り上げ,行政と多様な支援機関が連携した支援の実態を明らかにするため,川崎市の実施する川崎モデルを事例に,同モデルに関わった2名に非構造化インタビューを実施し考察を行った。その結果,川崎モデルの成功要素は,①市内の中小企業者との関係性の構築,②知的財産権を保有する大企業からの協力,③専門家の知的財産権を中心とした支援能力,④行政,民間支援機関,専門家の連携による伴走型支援にあり,関係者間の連携関係がその中核にあることが明らかになった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016803394978688
  • DOI
    10.11287/jmda.23.14
  • ISSN
    18824544
    18834930
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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