血液透析患者におけるモデルナ社製COVID-19ワクチン3回目異種ブースター接種前後のSARS-CoV-2 S1-RBD IgG抗体価の検討

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タイトル別名
  • SARS-CoV-2 S1-RBD IgG titers before and after third heterologous booster vaccination with Moderna COVID-19 vaccine in hemodialysis patients
  • ケツエキ トウセキ カンジャ ニ オケル モデルナシャセイ COVID-19 ワクチン 3カイメ イシュ ブースター セッシュ ゼンゴ ノ SARS-CoV-2 S1-RBD IgG コウタイカ ノ ケントウ

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抄録

<p>血液透析(HD)患者におけるモデルナ社製COVID-19ワクチン3回目接種前後のAbbott社製S1-RBD IgG抗体価を測定し,抗体価に影響を与える因子を検討した.ワクチンは2回目まではファイザー社製BNT162b2(ファイザー)を使用し,2回目接種6か月後に3回目にモデルナ社製mRNA-1273(モデルナ)を接種した.抗体価は接種前で中央値275(149~571)AU/mLから,接種1か月後で29,737(14,984~46,185)AU/mL(108.1倍)と著明に上昇した.重回帰分析では,接種後抗体価はステロイド内服者で低く,BMI 30以上の患者を除くとBMIが低い患者ほど低値だった.ステロイド内服者と痩せを認める透析患者では,ワクチン接種後もより感染防護に配慮する必要があることが示唆された.</p>

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参考文献 (14)*注記

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