過疎化が進む地方での持続可能な博物館経営に向けた取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Efforts toward sustainable museum management in rural areas where depopulation is progressing

抄録

日本国内の博物館の数は、1980年代後半から1990年代後半にかけて倍増した。それから4半世紀以上経ち、多くの博物館は老朽化対応が必要な時期を迎えている。だが地方自治体は財政赤字を抱え、博物館関係の予算が削減され、またコロナの影響もあって、地方の博物館は存続に向けて厳しい状況におかれている。もし郷土系博物館がなくなると、地域の記録と記憶の継承に与えるマイナスス面の影響は大きい。この論文では、地域の記録と記憶の継承の役割を担う郷土系博物館の現状と、これからの持続可能な博物館経営に向けた取り組みについて、先進的な事例をもとに見ていく。

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