電磁波レーダー探査車を用いた床版の鉄筋かぶり分析

DOI
  • 井田 達郎
    首都高速道路株式会社 保全・交通部 点検・補修推進室 保全技術課
  • 田中 大介
    一般財団法人首都高速道路技術センター 構造技術研究所 第一構造研究開発室
  • 大宮 勲
    一般財団法人首都高速道路技術センター 構造技術部 コンクリート構造技術課

抄録

<p> 幾度も舗装を打ち換えたことにより,床版上面のコンクリート表面と上側鉄筋表面との距離(以下,かぶり)が舗装切削機により削られ,場合によっては上部鉄筋が露出する事象が確認されている.首都高速道路では,かぶりが薄くなった場合や鉄筋が露出している場合の対応として,新たに開発した上面増厚工法による補修を実施している.上面増厚工法による補修範囲を決定するための調査手法として,電磁波レーダーを搭載した車両に着目し,実橋への適用性を検討した.本稿では,電磁波レーダーを掲載した車両による計測と分析の手法を概説するとともに,実橋への適用性の検討結果について報告する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017843872134784
  • DOI
    10.11532/jsceim.3.1_192
  • ISSN
    2436777X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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