鳥羽・青峯山正福寺と大工・中村九蔵の活動
書誌事項
- タイトル別名
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- Aominesan Shofukuji Temple in Toba and the Activities of the Carpenter Kuzo Nakamura
抄録
大工棟梁・九代竹中藤右衛門が手掛けた三重県鳥羽市の青峯山正福寺の本堂と大門の造営に関する調査研究成果を次の通り整理した。 1. 本堂、山門いずれも19世紀前半の建立で九代竹中藤右衛門が請け負った。廻船業者の寄付により、山中に似つかわしくなく大型で豪華な彫物を持つ。彫物は名古屋の一流彫物師複数が手掛けていた。 2. 展覧会向けに本堂上層三手先組物の実物大模型を製作するため、点群測量を利用した実測調査を実施し、変型状況を加味しながら創建寺の姿を推定した。 3. 本堂、山門の造営に現場棟梁として関与した中村九蔵の活動を追い、名古屋出身の中村が長期に渡る工事の末、現地に住み着きその後の大師堂や片田稲荷神社の造営に息子たちと関与したことを明らかにした。
収録刊行物
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- 竹中大工道具館研究紀要
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竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 3-41, 2024-03-20
公益財団法人 竹中大工道具館
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018053403024512
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- ISSN
- 24361453
- 09153683
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可