がん医療の遺伝/ゲノム看護実践における職位別の動向

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タイトル別名
  • Oncological genetic/genomic nursing: trends in work by position

抄録

<p>目的:本研究の目的は,がん医療における遺伝/ゲノム看護実践の動向を職位比較により明らかにすることである.方法:2019年8月から2020年2月,全国がん医療連携施設に属する看護師1,482名を対象としたオンラインアンケート調査を行い,一元配置分散分析及びTukeyの検定により統括管理者群(看護師長相当以上),中間管理者群(主任相当),非管理者群を比較した.結果:137件の有効回答を得た.中間管理者群は,遺伝/ゲノム医療や看護に関する情報収集やチームワークが非管理者群を有意に上回り,がん発症のリスクアセスメントが統括管理者群を有意に上回った.しかし,その看護実践は「わずかに」から「あまりしていない」の程度に留まった.結論:中間管理者は,遺伝/ゲノム看護実践の存在を新たに認識し,同僚と共に行動を起こし,試行し始めていた.今後は,中間管理者が普及主導者として機能するよう支援することが重要であろう.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198841206400
  • DOI
    10.60278/tokaikango.1.1_10
  • ISSN
    2758612X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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