パワー・ダイナミクスと組織ルーチンの遂行的側面
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- 菊地 宏樹
- 二松学舎大学国際政治経済学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Power Dynamics and the Performative Aspects of Organizational Routines
- Chapter 7 of Technical Notes on Howard-Grenville et al. (2016)
- 経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するの か―Howard-Grenville et al. (2016)」第7章
抄録
<p>本稿はルーチンハンドブックの第7章の解説である。第7章においては、ルーチンの遂行において組織内のアクターのパワーがどのような作用をもたらすかを明らかにすることが目的とされている。これにあたり上司が部下の1年の働きぶりを評価する業績評価面談が事例として用いられている。三つの業績評価面談を事例として、その録画を行い、それに基づいて会話分析が実施されている。分析の結果、ルーチンの遂行にあたり、上司と部下のパワー関係により直示的側面からの逸脱が発生するか否かが変わってくる点が明らかとなった。ただ、本章もルーチン・ダイナミクスのパフォーミングに関する議論に偏ってしまっているため、真にルーチン・ダイナミクスの研究とするためには、パターニングの要素の有無を再検証することが求められると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 赤門マネジメント・レビュー
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赤門マネジメント・レビュー 23 (2), 57-68, 2024-04-25
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018451149387648
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- ISSN
- 13474448
- 13485504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可