日本語版 The Self Evaluation of Breathing Questionnaire の作成 ─パイロットテストによる暫定版の信頼性・妥当性の検討─

  • 中丸 宏二
    東京都立大学大学院人間健康科学研究科 株式会社 NEC ライベックス カラダケア事業推進室 東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター
  • 小山 貴之
    日本大学文理学部体育学科
  • 相澤 純也
    順天堂大学保健医療学部理学療法学科
  • 木村 雅彦
    杏林大学大学院保健学研究科
  • 来間 弘展
    東京都立大学大学院人間健康科学研究科
  • 新田 收
    東京都立大学大学院人間健康科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the Japanese version of The Self Evaluation of Breathing Questionnaire ─ Pilot study of the pre-final version of the SEBQ-J ─
  • 日本語版The Self Evaluation of Breathing Questionnaireの作成 : パイロットテストによる暫定版の信頼性・妥当性の検討
  • ニホンゴバン The Self Evaluation of Breathing Questionnaire ノ サクセイ : パイロットテスト ニ ヨル ザンテイバン ノ シンライセイ ・ ダトウセイ ノ ケントウ

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説明

【目的】呼吸機能不全用の質問票である Self Evaluation of Breathing Questionnaire (SEBQ)を日本語に翻訳して暫定的な日本語版 SEBQ を作成し、運動器疾患外来患者に 回答してもらうパイロットテストによって日本語版 SEBQ の内的整合性と表面的妥当性を 検討すること。【方法】ガイドラインに準拠して順翻訳、逆翻訳を行ったものを SEBQ の 開発者に確認してもらい、暫定的な日本語版 SEBQ を作成した。運動器疾患外来患者 30 名を対象に日本語版 SEBQ に回答してもらうパイロットテストを行い、回答結果からクロ ンバック α を算出した。また、回答後に質問票の内容についてのインタビューを行った。【結 果】平均回答時間は 1 分 59 秒、平均合計点数は 11.3 点、クロンバック α 係数は 0.93 であっ た。パイロットテスト後のインタビューでは質問内容はわかりやすく、一人で回答するの は難しくないとの回答が大部分を占めた。【結論】日本語版 SEBQ は良好な内的整合性と表面的妥当性を有することが示された。

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