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- 宮入 裕夫
- エポキシ樹脂技術協会
書誌事項
- タイトル別名
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- Applications of Structural Bonding Technology (2)
- 最新接着講座(第4講)構造接着とその応用(2)
- サイシン セッチャク コウザ(ダイ4コウ)コウゾウ セッチャク ト ソノ オウヨウ(2)
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抄録
プラスチック系複合材料(FRP)を構成する多くの強化材と成形加工技術の開発により,軽量用構造材料として多くのプラスチック系材料が実用化されている。軽量で耐食性に優れたFRP構造の用途の拡大は,まさにプラスチック系材料の接着技術によってもたらされているといっても過言ではない。<br>FRPの発展により軽量材料も大きな変化が齎らされており,従来の接着接合技術も使用材料の変化にともないさまざまな接合方法が開発され,複雑な形状の接合も可能になっている。また,鉄鋼材料の接合では機械的接合が汎用されているが,鉄鋼材料を対象とするボルトやリベットによる接合では点接合である。しかし,FRPを対象とする接着接合では接着面を介した面接合であり,接合部の応力の平均化や応力の緩和性に優れた接合法である。<br>ここではこのように両者の接合法の相違やFRPの発展にともなって変化してきた接着接合技術の現状などを踏まえ,接着技術と構造接着に関する接合技術の動向について検討を行ったものである。
収録刊行物
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- 色材協会誌
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色材協会誌 87 (6), 216-222, 2014
一般社団法人 色材協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679116843520
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- NII論文ID
- 130004691339
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- ISSN
- 18832199
- 0010180X
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- NDL書誌ID
- 025604989
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可