東京23区高層マンション集積地における既存住民と新規住民のコミュニティ構築に関する研究

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タイトル別名
  • Study on Community Building Between New and Old Residents in High-Rise Residential Areas
  • Focusing on Characteristics of Development and Structure of the Neighborhood Council
  • 開発の特徴と町内会の体制に着目して

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説明

1990年代後半から、急速な高層マンション建設により都心回帰が起こり、東京の都心部における新規住民流入が著しい。既存住民と新規住民の地域交流における問題は数多く指摘されており、近年は地縁の希薄化などにより町内会の重要性が再認識され始めている。このような背景を踏まえ、人口流入の多い高層マンション集積地において、町内会における新規住民と既存住民の関係性や交流に着目する必要性がある。本研究では、東京23区の主な高層マンション集積地に着目してその特徴を整理し、各町内会が運営する地域活動と既存住民と新規住民の交流の実態を把握する。また、既存住民と新規住民の活発な交流が多数行われている町内会を選定し、コミュニティ構築を促す取組みと体制を明らかにする。以上の2点から、高層マンション集積地における開発と町内会体制の関係性を整理することにより、今後の町内会運営への示唆とする。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 51 (3), 987-993, 2016-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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