書誌事項
- タイトル別名
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- Detection of Norovirus RNA in Bivalve Molluscs by Using Bacteria-Culture-Employed Method (A3T Method)
- サイキン バイヨウ ショリホウ A3Tホウ ニ ヨル 2マイガイ カラ ノ ノロウイルス イデンシ ノ ケンシュツ
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抄録
RT-PCRやリアルタイムPCRなどの高感度な遺伝子検査法を用いても,食品からノロウイルス(NV)が検出される事例は非常に少ない.われわれは,食品成分由来の夾雑物が検査に与える影響に着目し,その除去方法として細菌を利用した処理方法(A3T法)を考案した.今回,実際の食品検査における同法の有用性を検証することに加え,二枚貝のNV汚染状況をより明らかにするため,市場に流通する二枚貝やNVを原因とする食中毒事件との関連が疑われた生食用カキを対象にNV検出を試みた.二枚貝111検体の検査では,A3T法では20検体(18.0%)からNVが検出されたが,厚生労働省通知による検査法でNVが検出されたのは1検体(0.9%)のみであった.また,食中毒事件関連の生食用カキ35検体を用いた検査では,A3T法により10検体がNV陽性となったが,通知法では検出されなかった.A3T法は簡易な操作を加えるだけでNV検出率の向上が図れることから,日常検査に適した手法と考えられた.
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 51 (5), 237-241, 2010
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679203060608
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- NII論文ID
- 130000454948
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXhsFGksLzM
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 10896382
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- PubMed
- 21071907
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可