海水を真水にする膜技術(分ける化学)

書誌事項

タイトル別名
  • 海水を真水にする膜技術
  • カイスイ オ マミズ ニ スル マク ギジュツ

この論文をさがす

説明

大量の水を使う現代社会にあって水の確保は重要課題であり, 天候に左右されない海水淡水化による造水が日本でもクローズアップされてきている。とくに省エネルギーの膜技術は, 近年の高性能膜開発と相まって実績が伸びている。膜を用いる脱塩プロセスには, 圧力で水を膜透過させる逆浸透法と電位差でイオンを膜透過させる電気透析法がある。本稿では, 両プロセスのメカニズム, 最近の膜開発の動き, 世界の淡水化技術の現状を解説し, 最後に今後の課題にふれる。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 46 (7), 400-404, 1998

    公益社団法人 日本化学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ