書誌事項
- タイトル別名
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- A case of giant dermatofibrosarcoma protuberans with fibrosarcomatous change
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抄録
42歳,男性。初診の7年前から腹部に皮下結節が出現し,徐々に増大した。当科初診時,腹部に17×16×9cm大の紅色で弾性硬のカリフラワー状に隆起した広茎性巨大腫瘤を認めた。腫瘍表面は自壊し,潰瘍と壊死を認め,易出血性で悪臭を伴っていた。MRI画像所見では,腫瘍深部は腹直筋との境界が一部不明瞭であったため,腫瘍茎部辺縁より水平方向は5cm離し,深部は腹直筋前鞘を含めて切除し,メッシュ植皮術を施行した。全摘標本では腫瘍全体の約7割はCD34陰性の紡錘形の腫瘍細胞がherringbone patternを呈しており,残りの3割がCD34陽性の紡錘形の腫瘍細胞でstoriform patternを呈して増殖していた。腫瘍組織において,変異遺伝子を検索したところ,COL1A1-PDGFB融合遺伝子が検出された。以上から線維肉腫様変化を伴った隆起性皮膚線維肉腫と診断した。術後1年2ヵ月経過したが,明らかな再発や転移を認めていない。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 27 (3), 339-344, 2013
日本皮膚悪性腫瘍学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679311982976
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- NII論文ID
- 130003378148
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可