リツキシマブで治療し,リウマトイド因子が再燃予知因子として有用と考えられた関節リウマチの一例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A case of rheumatoid arthritis treated with rituximab; rheumatoid factor was considered to be a useful relapse predictor
この論文をさがす
抄録
<p> 症例は68歳女性.関節リウマチ(RA)加療中に悪性リンパ腫を合併したため,リツキシマブ(RTX)を含む化学療法が施行された.リンパ腫は寛解し,RAのコントロールも良好となった.化学療法後約1年でRAが再燃,RTX再投与にてRAは改善し,その効果は約1年間持続した.その後も約1年の間隔でRAが再燃し,その都度RTXにて改善した.何れの再燃時にも直前にリウマトイド因子の上昇がみられ,再燃予知因子として有用と考えられた.</p>
収録刊行物
-
- 臨床リウマチ
-
臨床リウマチ 28 (3), 227-231, 2016
一般社団法人 日本臨床リウマチ学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679317563776
-
- NII論文ID
- 130005268084
-
- ISSN
- 21890595
- 09148760
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可