タイワンバイの交尾と産卵

  • 邱 郁文
    台湾高雄市中山大学海洋生物研究所
  • 劉 莉蓮
    台湾高雄市中山大学海洋生物研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Copulation and Egg-laying Behaviors in the Ivory Shell, Babylonia formosae formosae (Neogastropoda : Buccinidae)
  • タイワンバイの交尾と産卵〔英文〕
  • タイワンバイ ノ コウビ ト サンラン エイブン

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説明

タイワンバイの交尾と産卵を観察した。交尾は観察期間内(1990年10月∿1991年1月)に1度見られ, 産卵はこの期間内継続した。卵嚢は梯形で透明な袋で長さ0.4∿0.48cm, 幅0.63∿0.73cmで, 最低5個, 最高101個, 1卵嚢中には平均19.8±8.8個の卵が入っている。1♀1時期産卵数は平均29.4卵嚢, 610粒である。タイワンバイの卵嚢はバイのそれに比し小さく, 1卵嚢中卵数も小さく, 孕卵数も新腹足目類の中でも少ないほうに属する。産卵期は9∿1月であるが別亜種ハベバイでは6月∿9月と異なる。

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