地域林業の活性化に対する意識構造に関する事例分析 : AHPによる意識構造の計量的把握
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- 黒川 泰亨
- 鳥取大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the awareness structure of the activation of the regional forestry management : A quantitative analysis by AHP method
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説明
森林に関する流域管理システムの確立は森林政策上の大きな課題となっているが,流域管理システムの形成には流域内の森林・林業関係者の相互理解と合意の形成が不可欠である。そのために,各関係者の総意と意見の相違点を明確にすることが必要となる。本研究の目的は,地域林業活性化のための諸方策の評価と流域管理システムに対する意識構造を計量的に明らかにすることによって,林業活性化のための諸対策の方向性を見い出すことにある。事例として鳥取県日野川流域をとりあげ,森林・林業に関する活性化策についての地域リーダーの意識構造をAHPを使用して計量的に評価した。意識構造にいくつかの特徴が認められた。これらの結果は,地域林業活性化の対策を講じるうえで有効な示唆を与えるものと考える。
収録刊行物
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- 森林応用研究
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森林応用研究 14 (1), 9-16, 2005
応用森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679435157888
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- NII論文ID
- 110009497770
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- ISSN
- 21898294
- 13429493
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可