医療の質を高める記録管理 : 診療情報と医学情報の活用

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タイトル別名
  • Record management to enhance quality of medical care : using the clinical and medical information
  • イリョウ ノ シツ オ タカメル キロク カンリ シンリョウ ジョウホウ ト イガク ジョウホウ ノ カツヨウ

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抄録

2006年度の医療制度改革により、急性期医療における診断群分類別包括評価(DPC:Diagnosis Procedure Combination)による支払い制度が推進され、医療費の適正化と透明化が行なわれている。診療データの正確性が従来以上に要求されるようになり、電子カルテに移行するなど、診療録の重要性が増している。また、患者へのインフォームドコンセント(説明と同意)が行なわれ、カルテ内容を患者に開示するなど、情報公開に向けた取り組みが加速している。病院図書館では、パソコンを使った管理が増え、インターネツトを利用した情報提供サービスが行なわれているo病院図書館のサービス対象は今までは医療従事者であったが、患者へのサービスのひとつとして患者図書室を設置する病院も増えている。診療情報と医学情報の活用は、医療の質を高める重要な課題となっている。

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