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- 佐々木 泰子
- 明治大学 農学部 農芸化学科 発酵食品学研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- <b>New findings of protocooperation factors between two lactic acid bacteria for yogurt fermentation and their reductive genomic evolution</b>
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抄録
ヨーグルト発酵のスターターとして長い歴史を持つLactobacillus bulgaricus とStreptococcus thermophilus は、代謝物質の交換をすることで単菌よりも著しく発酵が速くなる共生関係にある。ミルクという栄養豊富な培地で長期間共生してきたために、乳糖資化に特化し、アミノ酸合成遺伝子の不活化や代謝経路の共有等が生じた結果、ゲノムが縮小するという進化を起こしている。ここでは、ゲノム解読やポストゲノム研究から明らかになった共生に関する知見について紹介する。両菌は「あたかも1つの菌」のように振る舞うことでより速い発酵を可能にしてきたが、その共生因子として「ミルク中の溶存酸素消費」はこれまで注目されてこなかった。我々はS. thermophilus のNADH oxidase が主に溶存酸素消費を担っており、ヨーグルト発酵に普遍的で重要な共生因子であることを見出したので、それについても紹介する。
収録刊行物
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- 日本乳酸菌学会誌
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日本乳酸菌学会誌 26 (2), 109-117, 2015
日本乳酸菌学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679445707648
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- NII論文ID
- 130005253267
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- ISSN
- 21865833
- 1343327X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可