ハイスピードカメラを用いた高校物理教材の在り方と開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Teaching Materials in the High School Physics Experiment by Use of High-Speed Cameras
  • ハイスピードカメラ オ モチイタ コウコウ ブツリ キョウザイ ノ アリカタ ト カイハツ

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抄録

時間尺度の短い物理現象をハイスピードカメラ(以下,HSカメラと呼ぶ)で事前に撮影し,その映像を授業で示すような教育活動は多くの実践がある。では,授業中に教員(あるいは生徒)がHSカメラで現象を撮影し,その映像をその場で『観察』と同時に『測定・分析』を行うような使い方はできないものだろうか。筆者はフレームレートが120コマ/秒〜1000コマ/秒程度のHSカメラを利用することでセンサーやデーターロガーと同じ効果が期待でき,さらにICT機器の普及が促進されるのではないかと考えている。ここでは,HSカメラを高等学校の授業で活用する際の意義や,ターゲットの選定,教材利用の仕方について議論したい。

収録刊行物

  • 物理教育

    物理教育 61 (1), 2-7, 2013

    日本物理教育学会

参考文献 (13)*注記

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