映像配信サービスにおけるビットレート変動の影響の主観品質評価(マルチメディア通信とQoS, VoIP, ストリーミング, 一般)

  • 川口 銀河
    NTTサービスインテグレーション基盤研究所
  • 林 孝典
    NTTサービスインテグレーション基盤研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Subjective Quality Evaluation of Video Streaming Service with Bitrate Fluctuation
  • 映像配信サービスにおけるビットレート変動の影響の主観品質評価
  • エイゾウ ハイシン サービス ニ オケル ビットレート ヘンドウ ノ エイキョウ ノ シュカン ヒンシツ ヒョウカ

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抄録

インターネットアクセス回線の高速・広帯域化に伴い,映像配信サービスの普及が本格化している.ストリーミングサービスではネットワーク等の状態に応じて動的にレートを切り替える機構があるが,この機構が映像の主観品質に与える影響については明らかではない.本検討では,ストリーミングサービスにおけるアプリケーション品質制御法への指針を与える目的として,ビットレート変動が主観品質に与える影響を評価した.帯城に余裕がある場合,高ビットレートに切替えることで高品質映像が得られ総合品質が向上できることが確認された.また,ビットレート低下による品質への影響は最低ビットレートの品質を下回ることはないため,ストリーミングアプリケーションにおいては最低ビットレートの品質を最低目標とすれば,それ以上の体感品質を確保できることが明らかになった.

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