リアルタイムレンダリングにおける投影面上での曲がり具合を考慮した輪郭線描画(画像処理・感性,映像表現・芸術科学フォーラム2016)

書誌事項

タイトル別名
  • Real-Time Line Rendering Using 2D Curvature
  • リアルタイムレンダリングにおける投影面上での曲がり具合を考慮した輪郭線描画
  • リアルタイムレンダリング ニ オケル トウエイメン ジョウ デ ノ マガリ グアイ オ コウリョ シタ リンカク センガキガ

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抄録

トゥーンレンダリングにおけるインキング工程では,描画する線に対して変化を与える試みがなされており,太さの変化によって線に強弱を与える手法も開発された.特に,手描きアニメーション調の表現では,鉛筆による線では曲線が直線より太くなることに着目し,線の曲がり具合に基づいて描画される線の太さを変化させる手法が開発されたが,従来法ではモデルの三次元曲率を用いて線の太さを決定していたため,形状によっては投影面上の曲がり具合との相違が生じていた.本論文では投影変換後の二次元座標を用いて各輪郭線の曲がり具合を求めることにより,各線の曲がり具合に対応する太さの輪郭線をリアルタイムに描画する手法を開発した.

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