書誌事項
- タイトル別名
-
- Studies on Amino Acid Fermentation. Part IX
- アミノサン ハッコウ ニ カンスル ケンキュウ 9
- On the Mechanism of Conversion of L-Glutamic Acid Fermentation to Succinic Acid Fermentation. (2)
- L-グルタミン酸発酵からコハク酸発酵への発酵転換の機作について(その2)
この論文をさがす
説明
(1) Brevibacterium divaricatum nov. sp. S-1627は培地中のビオチン量が2γ/lの条件下ではL-グルダミン酸を,25γ/lの条件下ではコハク酸及び乳酸を主生産物として生成する.<br> (2) ビオチン量25γ/lの条件下で生育した菌ではピルビン酸, α-ケトグルタル酸等のケト酸,コハク酸,フマル酸,リンゴ酸等のTCAサイクルのC4ジカルボン酸,その他グリコール酸,グリオキシル酸,ギ酸等に対する酸化能が著しく増大する.<br> (3) 休止菌体においてグルコース,乳酸,ピルビン酸,酢酸, α-ケトグルタル酸,ギ酸の添加はフマル酸からのコハク酸生成を促進する.<br> (4) 当菌はフマル酸の還元に対する水素供与体としてDPNHを利用する. TPNHは利用されない.<br> (5) ビオチン量25γ/lの条件下では当菌の含有する総DPN量, DPNH量は共に増加する.
収録刊行物
-
- 日本農芸化学会誌
-
日本農芸化学会誌 36 (2), 172-176, 1962
公益社団法人 日本農芸化学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679512254080
-
- NII論文ID
- 130001230523
-
- NII書誌ID
- AN00196191
-
- COI
- 1:CAS:528:DyaF2cXksVagt7k%3D
-
- ISSN
- 18836844
- 00021407
-
- NDL書誌ID
- 9172715
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可