カオス解析における設定値の差異が解析結果に与える影響―指尖容積脈波における検討―

  • 今西 明
    関西学院大学大学院 文学研究科 総合心理科学専攻 日本学術振興会
  • 雄山 真弓
    関西学院大学 文学部 総合心理科学科

書誌事項

タイトル別名
  • Relations Between the Different Parameters of Chaos Analysis and the Largest Lyapunov Exponent in Finger Plethysmograms
  • カオス カイセキ ニ オケル セッテイチ ノ サイ ガ カイセキ ケッカ ニ アタエル エイキョウ シセン ヨウセキ ミャクハ ニ オケル ケントウ
  • ―指尖容積脈波における検討―
公開日
2009
資源種別
journal article
DOI
  • 10.5100/jje.45.141
公開者
一般社団法人 日本人間工学会

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説明

近年,人間工学的研究領域において,指尖容積脈波のカオス解析で得られる最大リアプノフ指数から,ヒトの生理・心理状態を推測する試みがなされている.しかし,その際に用いられる設定値が研究者によって異なり,統一的な見解を見出すことが困難であった.そこで,本稿では指尖容積脈波のカオス解析に用いられる設定値の差異が最大リアプノフ指数に与える影響について検討した.その結果,1)遅延時間が長い,2)発展時間が短い,3)超球が小さい,4)サンプリング周波数が低い,5)解析区間が短いほど,最大リアプノフ指数は高くなる傾向が見られた.したがって,指尖容積脈波のカオス解析では,各々の研究において同一設定値を用いて最大リアプノフ指数を算出し,相対的な比較を行わなければならない.

収録刊行物

  • 人間工学

    人間工学 45 (2), 141-147, 2009

    一般社団法人 日本人間工学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (16)*注記

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