ポリオ装具とポストポリオ装具

  • 沢田 光思郎
    藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座
  • 才藤 栄一
    藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座
  • 井元 大介
    藤田保健衛生大学病院リハビリテーション部
  • 鈴木 由佳理
    藤田保健衛生大学医療科学部リハビリテーション学科
  • 横田 元実
    藤田保健衛生大学医療科学部リハビリテーション学科
  • 石原 健
    藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座
  • 戸田 芙美
    藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座

書誌事項

タイトル別名
  • Polio brace and PPS brace

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説明

ポリオ感染症の新規発症がほとんどない本邦において,一般医療現場では「過去の病」として認識・看過されている.一方,リハビリテーションの現場では,ポリオ罹患後数十年を経てポリオ経験者に生じる新たな筋力低下,疲労感増大などが,ポストポリオ症候群(post-polio syndrome;PPS)として注目されている.PPS発症・進行防止のためには,生活スタイルの改善,装具療法,運動療法が必要である.このうち装具療法では,必要最低限の機能を見極め,装具自体をシンプル・軽量化することで過用防止を目指す「ポストポリオ装具」という概念の導入が必要である.

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