書誌事項
- タイトル別名
-
- Formation of L-Glutamic Acid from Sulfur Amino Acid and α-Ketoglutaric Acid by Transaminase in Plant. Part III
- ショクブツ コウソ ニ ヨル ガンリュウアミノサン ト アルファ-ケトグルタルサン ト ヨリ L-グルタミンサン ノ セイセイ ニ カンスル ケンキュウ 3
- Purification of L-Glutamate forming Transaminase in Plants
- 植物より分離せるL-glutamate forming transaminaseの精製純化について
この論文をさがす
抄録
以上植物体より分離せるL-メチオニンを基質とするL-glutamate forming transaminaseの酵素蛋白について,主として分離精製の面より実験を行ったが,その要約を次に示す.<br> (1) 植物組織に超音波処理を行ったところ,トマト果実(6月産)ではL-メチオニンを用いたL-glutamate forming transaminase活性度の著しい増大が見られ,ピートの葉南瓜果皮では効果はない.<br> (2) 酵素反応の生成物をL. arabinosusを用いてミクロビオアッセイにより定量を行い,L-グルタミン酸と同定した.<br> (3) 南瓜果皮より分離せる硫安0.2~0.4飽和の透析水不溶蛋白の精製を行うについてDEAE-セルローズを用い1M NaCl溶液にて溶出を行ったところ180ml付近に二つの峰を示すクロマトグラムを得て,純粋な酵素蛋白の分離が可能となった.<br> (4) このアミノ基転位酵素の補酵素因子として,ピリドキサル燐酸を用いた場合に顕著な酵素活性の増大を認めたが, Mg++では全く影響がなかった.
収録刊行物
-
- 日本農芸化学会誌
-
日本農芸化学会誌 37 (5), 283-286, 1963
公益社団法人 日本農芸化学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679539831424
-
- NII論文ID
- 130001230248
-
- NII書誌ID
- AN00196191
-
- ISSN
- 18836844
- 00021407
-
- NDL書誌ID
- 9172912
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可