ヘテロエピタキシャル膜のひずみ測定

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Measurement of Strains in Heteroepitaxial Films

抄録

ヘテロエピタキシャル膜の多くは,“単結晶”であるとはいえ,“不完全結晶”である.X線二結晶法による測定から,格子定数のぱらつき(格子定数分布)は小さいが,結晶粒の方位のばらつき(方位分布)が大きい(数外程度)ことがわかる.すなわち,膜はモザイク結晶になっていると思われる.したがって,このような膜の格子ひずみをX線回折法により測定する場合,ωモード(結晶回転角測定)よりも,2θ/θモードのような回折角測定を行ったほうが,精度がよい.膜の結晶学的諄価と,ひずみ測定法について述べる.

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 57 (3), 353-358, 1988

    公益社団法人 応用物理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679573522560
  • NII論文ID
    130003592172
  • DOI
    10.11470/oubutsu1932.57.353
  • COI
    1:CAS:528:DyaL1cXmsVSrt7c%3D
  • ISSN
    21882290
    03698009
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ