サムドエリアテーブルを用いたスクリーン空間環境遮蔽手法

  • Slomp Marcos
    Department of Information Engineering, Graduate School of Engineering, Hiroshima University
  • 三鴨 道弘
    広島大学大学院工学研究科情報工学専攻
  • 玉木 徹
    広島大学大学院工学研究院情報部門
  • 金田 和文
    広島大学大学院工学研究院情報部門

書誌事項

タイトル別名
  • Screen-Space Ambient Occlusion Using Summed-Area Table
  • サムドエリアテーブル オ モチイタ スクリーン クウカン カンキョウ シャヘイ シュホウ

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説明

近年,コンピュータグラフィクスにより,リアルな画像を高速に生成する要求が高まっている.陰影表現は,奥行き感やを形状知覚を高め,リアルな画像生成に重要な役割を果たす.しかし,陰影は周囲の環境に大きく依存するため,正確な陰影を求めることは複雑な計算が必要であり,高速に計算することが困難である.近年,高速に陰影計算を行うことのできるスクリーン空間環境遮蔽手法が注目されている.また,その高速性により,動的なシーンにおける陰影表現には標準的な手法となっている.しかし,その計算過程におけるサンプリング数とノイズとのトレードオフが未だ課題であった.本論文で提案する手法は,スクリーン空間環境遮蔽手法に新たにサムドエリアテーブルを利用することで,既存手法と比べより高速でノイズの少ない結果を得ることができる手法である.

収録刊行物

  • 画像電子学会誌

    画像電子学会誌 41 (4), 332-339, 2012

    一般社団法人 画像電子学会

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