耳介輪軟骨を温存する外耳道全摘出術
書誌事項
- タイトル別名
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- Total Ear-canal Ablation Preserving the Auricular Annular Cartilage
- ジカイリン ナンコツ オ オンゾン スル ガイジドウ ゼン テキシュツジュツ
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抄録
慢性外耳道炎罹患犬3例に対して, 耳介輪軟骨を温存した外耳道全摘出術を実施した.耳介輪直下の皮膚を逆L字型に切開後, 耳介軟骨を周囲組織より超音波メスで剥離した.耳介輪直下の皮膚切開線の位置と骨性水平耳道部入り口で耳介軟骨を切断し, 除去した.耳介輪軟骨内側と耳介輪直下の皮膚切開部を縫合し, 次に耳介輪外側の耳介軟骨を切除・短縮させた後, その部位を縫合した.本術式を用いることにより術後耳介の変形を防することができた.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 54 (10), 791-794, 2001
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679684217728
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- NII論文ID
- 10010855063
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 5965724
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可