プロナーゼを用いた透明帯菲薄化処理が牛胚の発育及び受胎率に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Chemical Zona Pellucida Thinning with Pronase on the Development of Bovine Embryos
- プロナーゼ オ モチイタ トウメイタイヒハクカ ショリ ガ ギュウハイ ノ ハツイク オヨビ ジュタイリツ ニ オヨボス エイキョウ
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説明
牛胚において受胎率向上を目的に,タンパク質分解酵素であるプロナーゼを用いたアシストハッチング(AH)処理の効果を検証した.その結果,体外受精由来桑実胚を用いた培養試験において,プロナーゼ処理は新鮮胚及び凍結胚の胚盤胞期への発生率に悪影響を与えず,胚がハッチングする割合を有意に向上させることが確認された.さらに体内受精胚を用いた新鮮胚及び凍結胚の移植試験において,良質胚では効果がみられないが,低品質胚において新鮮胚移植では有意に受胎率が向上したものの,凍結胚移植では効果が認められなかった.以上よりプロナーゼによるAH処理は,採胚施設において特別な器材や技術を必要としない簡易な方法であり,低品質胚の新鮮胚移植における受胎率向上に有効な方法であることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 67 (11), 833-838, 2014
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679688051840
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- NII論文ID
- 130004888047
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 025908416
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可