書誌事項
- タイトル別名
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- An Autopsy Case of Clostridium Perfringens Septicemia Accompanied by Perforation of the Sigmoid Colon
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説明
67歳男性。10年前に早期胃癌に対し幽門側胃切除(BillrothI法再建)の既往がある。突然の激しい下痢と腹痛を訴え,下部消化管穿孔の診断で緊急手術を施行した。術後集中治療を行ったが播種性血管内凝固が進行し,発症3日で死亡した。血液培養からA型Clostridium perfringens(C. perfringens)が同定され,穿孔部の腸管にも菌体を認めた。剖検での直接的な死因は敗血症であった。C. perfringens A型は食中毒の原因となり,腹痛,下痢を発症する。多くは24時間程度で軽快するが,敗血症をきたすと高度の溶血,播種性血管内凝固により致命的となる。死亡報告例のほとんどが基礎疾患を有しているが,本例は胃切除後以外に基礎疾患はなかった。C. perfringens感染症が腸管穿孔で発症することはまれだが,重度の下痢を伴う例では本症を念頭においた初期対応が重要である。
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 30 (3), 473-476, 2010
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679711251968
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- NII論文ID
- 10026441460
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- NII書誌ID
- AN10426469
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可