非ホジキンリンパ腫の気管支内病変 : 分類と病態

書誌事項

タイトル別名
  • Classification and Clinical Features of Endobronchial Involvement of Non-Hodgkin's Lymphoma
公開日
1992
DOI
  • 10.18907/jjsre.14.1_15
公開者
日本呼吸器内視鏡学会

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説明

気管支内病変(EBI)を認めた非ホジキンリンパ腫(NHL)の3例を経験した。NHLのEBIは現在まで内外合わせて37例の報告があるのみで, 自験例を含め, 気管支鏡所見を3型に分類して検討した。隆起性腫瘤病変は, 再発例に多く, 胸部X線上肺門縦隔リンパ節腫大あるいは無気肺がみられ, 粘膜下腫瘍との鑑別が必要であった。また, 初発例では長期生存例が多くみられた。多発性粘膜下小結節病変は, 胸部X線所見は浸潤影を呈し, 初発例に多いが, 全例がstage IVで予後不良であった。びまん性粘膜下浸潤病変は, 初発例に多く, 胸部X線所見は隆起性腫瘤状病変に類似するが, 初発例に短期死亡例が多くみられた。治療法は, 切除手術を施行した例および化学療法に放射線療法を併用した例に長期生存例が多くみられた。胸郭内病変を呈するNHLに積極的に気管支鏡を施行することにより, EBIの有無とその所見の解析から予後を推定できる可能性がある。

収録刊行物

  • 気管支学

    気管支学 14 (1), 15-21, 1992

    日本呼吸器内視鏡学会

被引用文献 (7)*注記

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